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風俗店の「出禁」と「NG」とは?それぞれの違いと「出禁」「NG」になる原因
風俗店には「出禁」と「NG」と呼ばれる制度があります。
どちらもお客さんに対して、お店の利用を制限するための制度ですが、この「出禁」と「NG」にはどのような違いがあるのか、はっきり理解できていない男性も多いでしょう。

このあたりの仕組みをしっかり理解しておかないと、風俗店からある日突然「出禁」「NG」を告げられてびっくりする、なんてことにもなりかねません。
今回は風俗店の「出禁」と「NG」はどんな違いがあるのか、そしてどういった原因でお客さんがこういった制度の対象になってしまうのか、ご紹介します。
風俗店で楽しく遊ぶためにも、ちゃんと「出禁」「NG]についての理解を深めておきましょう!

風俗店の「出禁」と「NG」の違いとは?

風俗店の「出禁」と「NG」は、どちらもお店の利用を制限する制度です。
そのため、お客さんのなかには「出禁」と「NG」を同じものだと考えている人も少なくありません。

しかし「出禁」と「NG」は、まったく違うものですので、しっかりその違いを理解しておきましょう。

風俗店の「出禁」はお店によって決められるもの

まず風俗店の「出禁」とは、そのお店自身がお客さんに対して利用を制限する制度です。
そもそも「出禁」とは「出入り禁止」の略語ですので、もし風俗店から「出禁」を宣言されると、そのお店自体に入れなくなる、つまり利用ができなくなります。
「出禁」は、風象店がお客さんに対して宣言する、もっとも重い処分だと言えるでしょう。

風俗店の「NG」はお店で働く風俗嬢が決めるもの

「出禁」がお店が決めるものであるのに対して、一方の「NG」のほうはその風俗店で働いている風俗嬢が決めるものです。
つまり風俗嬢が「もうこのお客さんの接客はしたくない!」となった場合に、在籍している風俗店に頼んで「NG」にしてもらうわけですね。

風俗嬢から「NG」されると、その女の子を指名したとしてもお店のスタッフに断られてしまって、遊ぶことができなくなります。
ただしそのお店自体が利用できなくなったわけではないので、ほかの女の子となら遊べるのが「NG」の仕組みです。

風俗店では「出禁」も「NG」も「迷惑客」として扱われる可能性がある

風俗店で「出禁」や「NG」にされると、お店や風俗嬢に不利益を与える「迷惑客」として扱われる可能性があります。
「出禁」も「NG」も、そこまで頻繁に宣言されるものではありません。
風俗店にしても風俗嬢にしても「出禁」「NG」のお客さんが増えれば、自分たちの売り上げが下がるわけですから、どちらも最終手段としての措置になるためです。

とくに「出禁」のほうは、そのお店自体が利用できなくなるだけではありません。
グループ展開している風俗店の場合は、そのグループ全体に「出禁」の情報が広まり、そのグループのお店すべてで「出禁」にされてしまいます。

そもそも「出禁」になるのは、大きな迷惑を女の子やお店にかけるお客さんである、と判断されるためです。
そのためグループ店のすべてから「出禁」にされてしまうのは、よっぽどのことをしてしまったためだ、と考えるべきでしょう。

風俗店で「出禁」になる原因の行為にはどんなものがある?

風俗店で「出禁」にされるときは、それなりの原因があります。
とくに「出禁」は、何度も言うように風俗店にとってはお客さんに対する最終手段的な措置ですから、もし「出禁」になったのだとしたら、かなり大きな原因がある、と考えるべきでしょう。

では風俗店で「出禁」になる原因の行為にはどのようなものがあるのでしょうか。
基本的には、お店の営業に対して大いに迷惑をかけたり、犯罪に含まれるような行為をしたりするのが「出禁」とされる原因です。
具体的な例をご紹介しましょう。

①予約のドタキャンを何度もする

風俗店にとっても女の子にとっても、予約のドタキャンは非常に迷惑な行為です。
せっかく時間を確保しておいたにも関わらずお客さんが来なかったら、お店も女の子も純粋に売り上げが下がってしまいます。
とくに早めのキャンセルならまだ新しく予約が入る可能性もありますが、ドタキャンの場合はなかなか新しく予約も埋まらないため、嫌がられるわけですね。

もちろん「どうしても急な予定が入ってしまった」というケースもあるでしょうから、いきなり出禁になることは少ないでしょう。
しかし何度もドタキャンを繰り返していると、お店の業務を妨害する悪質行為とみなされて出禁になる可能性は上がります。
またドタキャンと同じく、指名なしのフリーで遊ぶ際に女の子の交代をお願いする「チェンジ」、これも何度も繰り返すなどの行動は、悪質な行為とみなされて出禁になるので注意しましょう。

②本番なしの風俗で本番を迫る(本番強要)

日本の風俗店では、ソープランド以外では本番は厳禁となっています。
しかしなかには、ソープランドではない風俗でも、女の子に対して本番を迫るお客さんがいます。

とくに風俗店スタッフの目が届きにくい「デリヘル」や「ホテヘル」では、風俗嬢に本番を迫る「本番強要」を呼ばれる行為をおこなうお客さんが増えがちです。
これは風俗遊びのなかでも最大のマナー違反ですので、一発で出禁にされても文句は言えません。
無理やり本番を迫るのはもちろん、言葉で「ちょっと挿入しても良いでしょ?」なんて言うのもNG。
「冗談のつもりだった」なんて言い訳は通用しませんので、出禁になりたくなければ絶対にやってはいけません。

③女の子につきまとったりプレイを盗撮したりする犯罪行為

風俗店のお客さんのなかには、風俗嬢に対して本気で恋愛感情を抱いてしまう場合もあります。
それだけならばともかく、女の子の後をつけたり、家を調べたりといったストーカー行為をおこなってしまう場合もあります。
これは完全に犯罪行為ですので、風俗店としては女の子を守るためにそのお客さんを出禁にせざるを得ません。

また隠しカメラを仕掛けて、プレイの様子を盗撮するお客さんもいます。
とくにスマホの性能がアップしてからは、目立たない場所にスマホを仕掛けて盗撮を試みるお客さんがどうしても多くなりました。
盗撮も犯罪行為ですので、一発で出禁間違いなしです。

風俗店で風俗嬢から「NG」にされる理由とは?

風俗店で風俗嬢から「NG」にされるのは、意外と珍しいことではありません。
そして「出禁」になる場合と違い、お客さんに問題がある場合もありますが、お客さん側には大きな問題がなくても「NG」になるケースもゼロではないのです。

それでは風俗嬢から「NG」にされる具体的な例にはどのようなものがあるのか、ご紹介します。

①プレイが乱暴で風俗嬢がツラい

お客さんのなかには、プレイが乱暴なために風俗嬢から嫌われて「NG」にされる男性もいます。
よく聞かれるのが、激しく指を女性器に出し入れする「ガシマン」と呼ばれる行為。
AVなどでは女優がガシマンされて潮を吹くなど、気持ち良くなっている映像が多く流れますが、実際のところガシマンは「痛いだけ!」という風俗嬢がほとんどです。
またガシマンは、腟内に傷をつけてしまうケースが多いのも嫌われる原因となっています。

ガシマン以外にも、AVを参考にしたプレイを女の子に対しておこなうと、嫌われて「NG」にされてしまいます。
「AVはあくまでもファンタジーの世界」だと心得て、風俗嬢はやさしく扱ってあげてください。

②身体や口が臭いなど不潔

不潔な男性は、それだけで嫌われます。
どんなに外見が良くても、どんなにお金を持っていても、ただ「不潔である」の一点でアウトです。

とくに風俗嬢は、直接男性の身体に触れてプレイするわけですから、不潔な男性とのプレイは完全に拷問でしかありません。
不潔な男性は、女の子から「NG」を出されても当然と考えておくべきでしょう。

③口が軽い

口が軽い男性も、風俗嬢によっては「NG」の対象となります。
プレイが始まる前や終わった後に、女の子と世間話をする場合も多いでしょうが、このときに注意したいのが「自分が風俗で遊んだ、ほかの女の子についての話題を出す」こと。
女の子からすれば「自分も同じように、話のネタにされるかも」と考えるのは、非常に不安なものです。
とくにプレイの様子や、プライベートのことなどをペラペラとしゃべられるのはイヤ、と考えて、そうならないように「NG」に指定するわけですね。

またインターネットには、さまざまな人が風俗店や女の子についての情報を書き込む掲示板が存在しています。
そういった掲示板に書き込みをしている男性も、女の子からしたら「何を書かれるかわからない」という不安から「NG」にするケースがあります。
「自分が書き込んでいるなんて、黙っていればわからないだろう」と思うかもしれませんが、書き込み内容などから「あのときのお客さんだ」と意外とわかってしまうもの。
「NG」にされたくなければ、あまりそういった掲示板などに書き込むのは避けたほうが無難です。

④そのお客さんが生理的に無理

世の中には「どうしても生理的に無理」な相手が存在します。
風俗嬢にとって、プレイしたお客さんが生理的に無理だったら、そのお客さんは「NG」に設定するしかないケースがあるんです。

この場合、お客さんはなにも悪いことをしていないのですが、だからと言ってどうしようもありません。
嫌がられている風俗嬢とプレイしても、気持ち良くも楽しくもないでしょう。
「残念だけど縁がなかった」と考えて、相性が良い女の子を探したほうが風俗を楽しめます。

まとめ:風俗店で普通に遊んでいれば「出禁」や「NG」になることはまずない

風俗店では「出禁」「NG」という制度がありますが、普通に遊んでいればまずこれらに指定されることはありません。
「出禁」にされるのは、お店や女の子に迷惑をかけたり、犯罪行為をした男性がほとんどですので、そういったことをしていないのであれば「出禁」にはならないでしょう。

ただし「NG」のほうは、風俗嬢との相性や誤解が原因で指定されるケースもゼロではありません。
自分が悪くないのに「NG」にされるのは納得がいかないかもしれませんが、こればかりはどうしようもない面もあります。
「NG」にされたことを気に病むよりも、ほかの女の子と遊んで仲良くなるほうがよっぽど風俗を楽しめますので、あまり気にしないようにしましょう!

○著者情報
蒼木リュウスケ
大学在学中からエロ本出版社でアルバイトをスタートし、その後某大手AV制作会社に転職。さらにフリーのアダルトネタ専門ライターに転身と、エロ仕事のみで人生を生きてきたプロのエロ仕事師。エロ仕事をしすぎて、逆に性癖がノーマルになってしまった四十路です。